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Krile Advent Calendar 25日目: アトリエシリーズ

この記事は Krile Advent Calendar 2016 - Adventar 25日目の記事です。

www.adventar.org

アトリエシリーズ

さんざん百合の話が繰り広げられてきた Krile Advent Calendar ですが、最後に持ってくるとしたらこれということで、 今日はアトリエシリーズに関する記事とします。

アトリエシリーズとは

アトリエシリーズとは、ガスト(コーエーテクモゲームス)が贈る、錬金術RPGです。

JRPGというと、勇者が世界を救ったり、映画のような世界で映画を見ているような気分になったりすることが常ですが、 アトリエシリーズは一風変わったシステムと世界観を持っています。

もちろん、ストーリーやシステムはシリーズごとに違いますが、おおざっぱに言うと、 主人公の女の子が錬金術の力を使って、特に世界とは関係なく自分の目的を達成するRPG、でしょうか。

その特徴としては

  • 自分を鍛えるよりアイテムを鍛える
  • アイテムは買うより拾うより自分で作る
  • 爆弾を作って投げる
  • 同じ名前のアイテムでも特性やら潜力やらで効果は千差万別
  • モンスターを倒したり困っている人を助けたりするのではなく、アイテムの材料を集めるために冒険に出る
  • うには山で取れる
  • たーる!

などがあります。

ちなみに、アトリエシリーズ最新作「フィリスのアトリエ」は今年11/2にリリースされたばかりです。

social.gust.co.jp

そして、その前作にあたる「ソフィーのアトリエ」も、PS Plus フリープレイの12月分に選ばれています。

social.gust.co.jp

このようにニュースが続いており、一度は耳にした方もいらっしゃるかもしれません。

私とアトリエシリーズ

さて、唐突ですが、私が百合の沼に取り込まれるようになったのは、アトリエシリーズのせいと言って間違いありません。

この理由をお話するにあたって、私がどのようにアトリエに取り込まれたのかをたどる事にします。

TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」

私が初めてアトリエシリーズに触れたのは、ゲームでも、漫画でもなく、アニメ『エスカ&ロジーのアトリエ』でした。

そう、Twitter公式が「アスイロ最高」というだけのbotになっている、あのアニメです。

当時はまだ「たーる!」の意味も知らなければ、オメガフラムの威力も知らなかったわけですが、 ウィルベルさんのキャラクターですとか、エスカさんとロジーさんのラブコメっぷりを楽しく拝見させて頂きました。

そこで当然ゲームの方のアトリエシリーズに興味を持つわけですが、当時はまだPS3PSVitaも持っていませんでした。そして、まだ学生だった私は先立つものがなく、結局、PSVitaを購入することとしました。

ところが、その時はまだ エスカ&ロジーのアトリエ Plus は未発売だったのです。 失意の底に沈んだ私が手にしたアトリエ、それは、救済の始まりでした。

トトリのアトリエ Plus

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私が初めてプレイしたアトリエシリーズ、そして、私を沼に誘った8割の原因を作ったアトリエシリーズが「トトリのアトリエ」でした。

トトリのアトリエを語る上で外せないのは、その凶悪とも言える難易度と、そして、トトリちゃんの生涯のパートナーとなる ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング ちゃんのことです。

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難易度については、余裕の初週バッドエンド(しかも船すら完成しなかった!)からの、2周目からがようやく本番という、当時アトリエの勝手を何も知らない私に熱湯をぶっかけてくるような非常に楽しいものでした。

なにより、当時すでにある程度の素養があった私は、作中で展開されるトトリちゃんとミミちゃんの仲良し展開と、冒険を通して深まっていく絆にもう目が離せませんでした。マルチエンディングなことは把握していましたから、ミミED見たさにルートを選んでいったのですが、結局たどり着けたのは3周目でした。

そして、辿り着いたミミEDは、私に新たな道を指し示したのです。

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トトリ×ミミ、「トトミミ」カップリングは今でも根強い人気があり、そう、この冬のコミックマーケットでも非公式アンソロジーが刊行されるほどには伝説となっています。

http://totomimi2016.web.fc2.com/totomimi2016.web.fc2.com

トトリのアトリエとしては、最終的にもう1周加えてトゥルーエンドまで見ましたが、未だにオーツェンカイザーを倒せていないのは心残りではあります。

そんなこんなでアトリエの楽しさを知ってしまった私を待っていたのは、更なる沼でした。

メルルのアトリエ Plus

ご存知の方は、もう何が言いたいかは分かると思います。

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トトミミに惜しみながら別れを告げて目指した新天地、メルルのアトリエ Plus で展開されていたのは、前作をさらに上回る濃厚なトトミミでした。

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※画像は序の口中の序の口です

本作の主人公メルルちゃんとその召使ケイナちゃんも相当な勢いでデキているのですけど、それを軽々と凌ぐ勢いで展開されるトトミミ百合の嵐、そして最終的に結婚まで行き着いた際には祝福の涙が溢れました。

もちろん、ゲーム性もトトリのアトリエから改善されており、非常に楽しく遊ぶことができました。

ひとつ残念な点は、トトミミの結婚を見てからもう全て達成してしまった感覚に陥り、最強お姫様EDしか見られていない点でしょうか。

アーシャのアトリエ Plus

トトリメルルに気を良くした私が次に遊び始めたのが、アーランドシリーズの次のシリーズである黄昏シリーズの一作目、「アーシャのアトリエ Plus」でした。

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言ってしまえば、主人公が妹を溺愛していることを除けば、きっと多分あまり百合の要素はありません。ありませんが、そつなく練られたストーリーとゲームシステム(ちょっと錬金術要素が薄くなったのが難点ですが)と、そして相変わらず高いクオリティを維持し続けるBGMに、確かにアトリエを感じました。

しかしアーシャちゃん、行く先々にお家を作るとは、とんだ人たらしではあります。

アーシャのアトリエは好きなBGMも多くて、ボーカル入りだけを挙げても「Mystic Pendulum」、「MARIA」、「夢を織る家」、「Altair」などが挙がります。

エスカ&ロジーのアトリエ Plus

さて、アーシャのアトリエを遊んでいた私の耳に入ってきたのは、「エスカ&ロジーのアトリエ Plus」発売に関する一報でした。

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上記の通り、もともとはエスカ&ロジーのアトリエ(アニメ)で足を踏み入れたアトリエですから、そのアニメの原作ゲームをプレイできたときの喜びはひとしおでした。

アニメで見たキャラがゲームで動いていますし、そして何よりオメガフラムの強いこと強いこと。というかエスカちゃん、これ護身用に持っていったの……

さて、アニメでもラブコメ色が強かったエスカ&ロジーのアトリエですが、

そういうことです。

あと、本作のワールドトラベルテーマ「回遊魚の原風景」を歌われている方、南壽あさ子さんという方なんですが*1、非常によい声をされていて大好きです。

アトリエ関係以外の曲では、「わたしのノスタルジア」とか「パノラマライン」とか好きです。「かたむすび」PVとかも超良いので、お時間がありましたら見てください。

www.youtube.com

ソフィーのアトリエ、それから

実は私がきちんと遊べているアトリエはエスカ&ロジーが最後で(しかしまだロジールートの途中)、ソフィーのアトリエはやりかけのまま、シャリーやフィリスに至ってはまだパッケージが開けられていません。

というのも、いろいろと多忙となり、全然ゲームをしてる時間がなくなってしまったのです。

しかし、アトリエから全く離れてしまったかというとそうでもなく、今でもこまめに「Phronesis」とか「flora」とか聴いたりしています*2

まとめ

  弊社、アトリエ休暇ということで一年間くらい休みいただけないでしょうか。。。

もしくは、アトリエ休暇を付与可能なソフトウェア関係の会社の関係者の方、コンタクトください。C#などが少し書けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Krile のお話

さて、Krile Advent Calendar と言いつつ百合の話ばかりのアドベントカレンダーでしたが、最終日くらい、少しだけでもKrileの話をしておこうと思います。

これまで Krile Asterisk、Krile * などで案内してきました 次のバージョンのKrile ですが、 正しくはその名前を「Krile Altair」(クルル アルタイル) と言います*3

 

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Krile Altair: the twitter client

本来の計画では、ここにβ版のダウンロードリンクを設ける予定だったのですが、ちょっとかなり多忙でして、 計画が半年以上遅れております。

とりあえずは、Krile StarryEyes に Krile Altair の要素機能を移植してテストに供することになるかと思います。 Krile StarryEyes Altair などとでも呼びましょうか?

うらら迷路帖の初放映までには Krile StarryEyes Altair をいちどリリースしたいと思っています。 なお、データベースのフォーマットなどで互換性が一部壊れる部分があるかと思いますので、その際は別途ご案内します。

*1:けっこう昔に「セキス~イハイム~♪」を歌ってたこともある方

*2:逆に言うと、それくらいしかできていない

*3:お察しの通りの由来です。